防寒装備
冬場はバイクに厳しいシーズンですね。寒いのに加えて雨に降られるともう最悪。スキーやボードもそうですが、最近は素材の進化により薄くても快適なウェアがあるようですから、素材の特性を理解して選ぶ必要がありそう。
【グローブ】
いつも冷たくなるのが指先の部分。どうしても指先がしめってきて、風によりさらに冷やされるので辛い部分です。多分内部と外部の温度差で結露ができるのでしょうがない。GORE-TEXのバイク用グローブは試したことがないのですが、やはり指先は冷たくなるらしい。 防寒対策で有効なのは、二枚重ね(空気の層が増えるので)ですが、ごわごわして操作性が悪くなる。いずれにしても防水性は完全ではない。
ちなみに、皮グローブとオフロード用のメッシュのグローブだと、皮グローブの方が湿ってくると皮そのものが冷えるので、指の温度が余計に奪われ指先がつらいです。 オフロード用は湿気が風と体温で蒸発するのが早く濡れても乾くのが早い。 しびれるものの、皮のように痛いというところまではいかないです。
★★★個人的にかなり期待のグローブ発見!★★★
バイク屋めぐりをしてるとダイビングのウェットスーツの素材を使ったグローブがいくつかありました。特長はどれも比較的に値段が安いということです。
中でも目を引いたのがデイトナのRIDEMITTという製品で、デュポン社のNeoPreneという生地を使ったものです。
しかも値段が\2,800-\3,000と安い。厚さもいろいろで、2mm(#001,#002)から4mm(#003)のものまでありました。 001は手首の部分がバイク用のグローブさながらベルクロになっており、薄手な感覚重視タイプ。#002は置いてなかったのですが、見た限り#003のようなスッポリタイプようです。
感覚は当然001の方が良かったのですが、#001,#002は縫製部は防水していないと書いてあり、#003は完全防水(100% Waterproofと書いてあります)だったので、迷わずこれにしました。
売りは、完全防水と風を通さないというまさに理想的なものです。ウエットスーツを考えると、たとえ濡れても中の熱を逃がさないのが特長ですから、かなり期待できそうです(実際に濡れるのがいやなのではなく、冷えるのがいやなのですから)。
今回選んだ#003は、手首まですっぽり入るものです。確かに4mm厚なのですが、内側はゴムになっており、素材もスポンジのようなので、厚さのわりに動かないという感覚ではなく、普通の状態ではふわっとしている感じです。ウェットスーツの生地感覚そのものです。間違い無くスキーの手袋よりも握りやすく、指の感覚が良いです。
防水テスト
早速試してみる事にしました。
グローブの他にブーツのインナーもあるようです
水の中に手を入れて1分間試してみます。かなりの浮力を感じます。
しばらくすると、ひんやりしてきますが、全く浸水はありません。
1分経過後手を握ったり開いたりしてみますが、浸水はありませんでした。
計2分くらいでは浸水がないので、ひきあげました。
外部はウェットスーツと同じで、表面はさらっとしてますが
生地が若干水を含んだ感じです。
実際に寒い時期の雨の中で試したわけではないのでわかりませんが、これでもそこそこいけるのでは?
恐らくこのグローブ+ハンドルカバーであれば完璧だと期待してます。
【ハンドルカバー】
RIDEMITTを見つけるまで、なかなか期待できるグローブがなかったので、快適かつ雨にも有効な対策を模索した結果、見栄えを無視してハンドルカバーを購入してみました。
新聞配達のカブではあたりまえのように付いてますが、防寒という観点から考えたら理想的なのかも。
去年購入して実際のツーリングでは使用してませんが、80km/hくらいでは全然問題なさそうでした。
高速走行と雨の時にどうなるかですね。
| これなら外気との間にも充分な空気の層ができ、グローブも薄手のもので大丈夫ではと期待してます。 但し私が購入したものは、\2,000しない安いものなので、防水仕様ではなく雨だとちょっと心配ですが、風が直接あたるわけではないので指先の厳しさは緩和されると思います。 スクーター用だとバイクに取り付けが厳しいかもしれません。 グリップとレバーを穴に(ちょうど赤い部分)差し込むので、オフロードなどのハンドガードが付いていると取りつけられません。紐はミラーに結び付けて固定するためです。 |
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実際に装着してますが、紐を結ばなくても走っていて落ちることはなさそうです。紐を結ばなければ装着も取り外しも一瞬です。
高速道路を走行する前だけは念のため結んでおいた方が安心ですね。
それほど種類が多いわけではないですが、用途に合わせてでているようです。
実地レポート
2006年12月のツーリングにて使う機会があったのでレポートします。
当日は最高気温も10度程度。朝から雨のテストには絶好な状況。
組み合わせは上記のハンドルカバー+RIDEMITT#003。
まず取り付けに問題がありました。ハンドルカバーのグリップは通したのですが、レバーを中に通さなかったので、カバーの外からレバーを握るような使い方をしばらくしてしまいました。
そうなるとカバー内の空間もなく、強い力で湿ったカバーの生地ごと握ることになるので、
- ハンドルカバーが濡れてしまう。
- 濡れたハンドルカバーをしっかり握るのでRIDEMITTも水を吸ってしまう。
- ハンドルカバーがきちっとついておらずジャージ生地部が空いてしまうので風が入ってきてしまう。
ということから、長時間の高速道路走行もあり、効果が半減してしまいました。
次にハンドルカバーの取り付け修正を行いました。
風は入ってこず、空間も確保されて問題なし。濡れたRIDEMITTもまさにウエットスーツのように濡れているが暖かい状態になりました。恐らく濡れていなければモトクロス用の薄手のグローブで大丈夫だと思います。ただ濡れる場合は指側からの濡れと、腕から伝わって流れてくる(ジャケットからしみてくる)雨の濡れと両方あるので手袋が全く濡れない状態は避けられないでしょう。
次に乾いた状態でハンドルカバー+RIDEMITT#003を試しました。
気温が15度くらいあったのか?さすがに暑いです。逆に汗をかくので中が濡れてます。
今度はグローブを取って高速走行も試しました。RIDEMITTは指先に余裕があるので空間があるのがいいのかほとんど冷たい思いをしませんでした。10度くらいであればこれだけで問題ないと思います。
ただ濡れたら少し厳しいのかもしれません。皮手袋よりもいいでしょうが。
RIDEMITT #003の難点は、生地が厚くて弾力性があるので微妙な操作がしにくいことでしょう。
お金を出す場合も片手を脱いだ方が早いでしょう。
それさえ我慢できるのであれば冬の雨の日には良いのかもしれません。
【ジャケット】
最近のウェアは薄くてもあったかいですね。生地が厚ければ暖かいとは限らないかもしれません。
経験上選ぶ時に大事なのは、大きさと、防水をどう考えるかだと思います。
まず大きさですが、ジャケットの内側にどれだけ着込むのかを考えて選ばないと、ゆるゆる過ぎて風が入りこみやすかったり、逆にパンパンで身動きがとれなかったりになります。
防水に関しては、雨合羽を上に着るのか、ジャケットの防水効果だけでよしとするのかにもよるでしょう。
ジャケットの防水効果は完璧ではありませんが、私はいつもジャケットのみです。
雨合羽が比較的ぴったりのものだと、当然ながらジャケットを着込んだときにきつくなります。夏にピッタリのカッパだときついかもしれません。
私のジャケットもインナーのダウンを装着するとそれだけでもパンパンになってしまうので、カッパが着れないような気がします。
Rough&Roadのジャケット(生地はDulatex)とインナーのダウン
上の写真は私のものですが、オフロードタイプのものです。
とにかく暖かいものをと選んだので極寒仕様です。冬場はインナーを装着しますが、パンパンに膨れます。
春秋はジャケットだけを着てますが、逆にかなりゆるゆるです。まあ体にフィットするプロテクターを着れば丁度よいのですが。
長年着なれているので、買いかえる予定はないですが、不満な点といえば胸の内ポケットがないことかな?
財布とかを入れるのに困ってます。
便利なところは、背中の部分に最初から付属のカッパの下が入ってます。
生地はさほど厚くないのですが、オフロードブーツを考慮しているので、すそが広くて助かってます。
もしカッパを購入予定の方で、オフロードブーツを履かれる方は一応確認された方がいいですよ。
私のカッパの下はLLだったと思いますがオフロードブーツだとブーツを履いたまま着る事ができません。
【オーバーパンツ】
真冬ともなると、さすがにジーパンだけというのはきついですね。
カッパの下を履くだけでもかなり違いますが、快適にということになると、オーバーパンツがお薦めです。
上の写真は私のものですが、かなり厚手のものです。
防水効果はあるので濡れませんが、ゴアテックスとかの薄手のものにすれば良かったと後悔してます。
どうしても薄いと寒そうな気がしたので・・・
Gパンの上に履くと動きがきついし(さすがに暖かいですけどね)、トイレが大変です。
結局スポーツ系の薄いパンツの上に履いてます。
実際にですが、雨の場合でもほとんど問題ないですが、長時間になるとシートのところはさすがに少ししみてきます。これはレインウェアでもそうですから、パンツとレインウェアの重ね着ができるのであれば完璧でしょう。
(今日はここまで)