セロー駆動系

■ スプロケット

まずは、エンジンいじるよりスプロケ交換をお薦めします。組み合わせは好みや目的により違います。ちなみにセローの標準は前が14丁後ろが45丁です。また特徴として、1速が超低速ギアとなっているため2速と離れていることです。

オフロード派の方は

ノーマルセローの場合は2速のパワー不足と、2速-3速の繋がりが悩ましいところです。2速-3速の繋がりを良くするということは、全体的にギア比が縮まるのですから、その分高速側を犠牲にすることになります。トライアル的な乗り方から、エンデューロ的な乗り方まで目的により違いますが、基本的には高速を犠牲にする方向となります。私の場合は、

まずは・・・
★前を14丁に交換
全体的な特性を失わず、部品も\1,500くらい?ですむ安上がりな方法です。ちょっとしたバイク用品店に行けば売ってます。チェーンもノーマルのままで使えるはずです。オフロード・ツーリング派にお薦め。私はやったことがないですが、高速道路での走行ではノーマルの6速が無い。と思えばいいのでは?

本格的に・・・
前後スプロケの交換とチェーンの交換もしくはコマ追加になります。

★前14丁後ろ50丁
エンデューロの定番。2速も結構ひっぱれるし、コーナーなども非常に乗りやすいです。ただ、ちょっと登りになると、2-3速の繋ぎが半クラ必要です。6速までフルに使うことができますが、反面おそらく全開で80km/hくらいでしょうから高速道路走行は無理でしょう。ただ、ヒルクライムでは意外と2速で保つのは難しいです。勢いを殺さず登りきれる技量があればいいのですが、スピードが落ちだすと厳しいです。こうなるとエンジンのボアアップなどが利いてくるかもしれません。後ろが52くらいがベストかもしれませんね。

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★前15丁後ろ50丁
ツーリングでも使えますね。高速道路は110km/hが限界?巡航100km/hならなんとか。2速でもフロントアップできますし、標高1500mくらいのところの林道でも2速を生かした走りが可能です。街乗りでも2速発進くらいでちょうど良く、加速的にはきびきびした走りになります。ただすぐ6速まで入るので頻繁なギアチェンジすることになります。

★前13丁後ろ50丁
トレッキング的な乗り方専門であればこれがいいらしい。自分ではまだ試してません。

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13丁になると普通のボルトだとチェーンにあたるので、中が六角になっているボルトが必要です。2速がノーマルの1速より少し高いくらいになるそうです。ヒルクライムも2速が使えるようになるのが魅力です。もしくは、エンデューロで高速を要求されないコースであれば、1速を使わずってのも効果的らしい。ただ全開しっぱなしだし、ギアチェンジ忙しいから疲れるかもね。ただこれじゃあ一般道は走ってられんでしょう。

それでも満足しない場合は、究極のクロスミッション化しかないでしょう。そこまで金かけるか?

マニアックに・・・
後ろのスプロケは簡単に交換できませんが、前なら1-2丁変わってもチェーンの張りの調整範囲内でしょう。自分で作業できるなら移動は前16丁。林道に入る前に14丁なり13丁へ交換する事も可能でしょう。

街乗りや高速道路走行専門なら・・・
街中をきびきびした走りを求めるなら、オフと同じく14丁くらいにするのが良いかもしれません。逆にせかせかせずに楽に街中を走りたいのなら、前のスプロケを16丁にしてみては如何ですか?でもパワーがないから結局ノーマルがベストかもしれません(笑)

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上の13丁と比べるとかなり大きさがちがいます。ボルトの穴あたりを基準にみると違いがわかります。

■ サスペンション

ついに大きな改造を行ってしまいました。セローを根本から換えるといってもいい改造でしょう。モタローさんにお願いしてサスのストロークをアップしてもらいました。最初の印象は、バイクの横に立っただけで、250ccのバイク?というような車高感覚です。プラスマイナスがありますが、個人的には満足してます。但し、サス改造以外の要因が2点ほどあります。

まず第1に、サグを正しく調整したので(トレッキング仕様ということで後ろのサスは柔らかめにしてあった)本来のサス設定との比較ではない。次に、前後のタイヤのバランスが合ってなかったことも大きな影響になっています。

長所

@下りを早く(=楽に)行ける
A高速ストレート走行が可能
Bサスの底ツキが減る
Cトラクションが感じやすくなった気がする

短所

@足つきが悪くなる
Aセロー本来の柔らかいサス感覚がなくなる?
Bハンドルをステアし前輪がグリップしている状態で、前のサスがかなり深く沈む(下りの場合など)と急激に手前に切れこむ(キャスター角が急に立ち過ぎるというイメージ)感じで怖いときがある。

簡単に言って、ある程度上手い方でエンデューロ的な乗り方をされるのであれば恩恵が高いでしょう。一方、街乗りメインであったり、小柄な方で、足つきを重視されるのであれば止めたほうがいいでしょう。 

短所のBに関しては、タイヤのバランスである程度違いがあると思いますが、前輪加重で乗るライダーにはあまり適していないよな気がします。コーナーでは重心を後ろぎみにしないと上手く乗れませんでした。重心の前後バランスがシビアになっているのかもしれません。何よりもライダーが慣れるのが一番ですね。タイヤを換えてまた報告したいと思います。

あと、ちょっとまくれ易くなった気もします。リアルエキップのスイングアーム延長ってのがよくわかる気がします。理論的にはホイールベースが変わらないで、重心が上になったからかもしれませんね。

■ サスオイル

ノーマルであれば特に変更する必要はないと思いますが、オイルの高さを5mmくらい変えてみるのもいいかもしれませんね。どなたか経験あれば教えてください。 これは何をやるかに関係してくるのですが、トレッキング目的だったら前が柔らかくないと跳ねられてきついでしょうね。エンデューロ目的でしたら逆に固めにしないとすぐ底突きします。

一般論として、サスオイルを固くすると、初期での影響は少ないですが、ボトムに近づくにつれ固くなります。ちなみにセローの標準オイルは10Wです。現在私のセローではサスの改造をしており、流量が多いので15Wにしてます。